「名もなく、地位なく、姿なし。されどこの世を
照らす光あらば、この世を斬る影もあると知
れ」
てなわけで、影を目指そうぜって話。 いやウソですよ。
でもこの有名なチバさんの演じた御方のセリフは面白い。
されど~以下、よくよく見てみると『光』が前提で『影』があるってわけ。
ところで、これは影の軍団という有名な時代劇(?)からきていますし、当然と社会の"暗部"がテーマになっている。なぜって、公然と身分は明かしておりませんしねー。
となると、主役側は『影』のはず。 なのに、このセリフから察すると、『光』があってハジメテ『影』が生きることになる。
さて、実は色んなことにも"この関係"は当てはまるんだよね。
本丸を求めるにしたって、まずは外堀を埋めなきゃいけないし、さらにその先、三の丸・二の丸と越えるものがあるのかもしれません。
今の日本は何かとすぐ、『本丸』ばかり求める傾向があります。
まさにハウツーの害悪ってやつで、私は一貫してこの動きに対抗しておりますが、近年売れる"本"でも調べれば自明のごとく、これらの安易なハウツーが大勢を占めると言えるでしょう。 しかしながら、本丸に至るまでに素地を作り上げてこないと、崩れるのも早いものなんですよ?あるいは、崩れるより前に"使えない"結果しか生まないか。
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